こんにちは、相澤です。
このたび支援させていただいた省力化投資補助金(一般枠)の申請2件が、無事に「採択」されました!
■ 現場課題を“計画”に落とし込んだ結果
今回の2件とも、いずれも製造業の現場が抱えるリアルな課題に正面から向き合い、
それをどう解決するかという「実行可能性のある計画」を構築したことが、
審査で高く評価された要因だと感じています。
■ 採択された計画のポイント(製造業・事例)
✅ ① 高齢化・人手不足への対応
従業員の高齢化により技術継承が困難な中、
職人依存の手作業工程を自動化・デジタル化することで、
若手でも扱いやすい生産体制を整備。
✅ ② 工場スペースが狭い中での生産性向上
省スペースかつ高速稼働が可能な設備を導入することで、
限られた工場面積の中で生産量を2.5倍にまで向上。
✅ ③ 外注依存からの脱却と納期管理の一元化
生産の一部を外注していたことによる
納期ズレ・品質ばらつきを解消すべく、
自社内で完結できる設備と管理体制を構築。
✅ ④ 小ロット短納期対応力の強化
「今日発注、明日納品」といった案件に対しても、
数十分での製品切り替えが可能な設備を選定。
納期対応力を劇的に向上させました。
✅ ⑤ 人的リソースの再配置による波及効果
省力化により浮いた人材を、
新製品開発・品質管理・営業支援など高付加価値業務に再配置。
■ 計画だけで終わらせない、“実装”を見据えた設計
申請支援をする中でいつも大切にしているのは、
「紙の上だけで完結しないこと」。
実際に設備が導入されたあと、
✅ 誰が動かすのか
✅ どうやって教育するのか
✅ データをどう活用していくのか
といった「運用フェーズ」まで具体的に描くことが、採択の確率を大きく左右します。
今回の申請では、まさにこの運用設計が評価されたように思います。
■ 今後に向けて
省力化補助金は、現場に根ざした「地に足のついた」計画こそが通ります。
しかも、導入後の成果(省力化率・労働生産性)まで見据えて書くことができれば、
非常に可能性のある制度です。
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